クモハ73の部屋

ちょっと鉄道が好きなオジサンのショーモナイない一人言です

ナマコ壁の土蔵

商家中瀬邸 

 伊豆の長八美術館の次は中瀬邸へ行きました。こちらは松崎で商売をしていた商家

 です。商っていたものは着物、蚕育成とか金貸しとかしていたそうです。店舗と蔵が

 隣接しており、朝蔵から着物を出して商売し、夕方蔵に着物をしまっていたそうで

 す。これは火事が多い事の対策だそうです。こちらの蔵の扉の内側にも長八が鶴を

 描いています。防火の蔵と漆喰は相性が良さそうです。また、蔵の中には古い民具も

 展示されていました。座敷もあり掛け軸などを見ながらお茶とか甘いものが飲めま

 す。

重文岩科学校

 次に岩科学校へ行きました。重文とあるように重要文化財です。明治時代に建築さ

 れた小学校です。明治13年に完成したもので、貴重な校舎が残っています。

 現在のお金にすると10億円の建設費の内、4割をその当時の村民の寄付で賄われた

 との事です。  

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ならぬものはならぬ!

 写真は初代の校長先生です。旧会津藩士だったとの事です。威厳がありますね。

 小学校の正面に掛かっている「岩科学校」の額ですが、時の太政大臣三条実美

 が揮毫したものです。その上の長八が大工の棟梁のノミを借りて彫ったという竜が

 あります。中の部屋にもこの中にも長八の作品があります。小学校であるにも

 関わらず立派です。

 教育に対する熱気が感じられます。学校は2階建てですが1階から2階に上がる

 階段は傾斜がきつく階段と言うよりも梯子という感じです。全ての展示物を見た

 後には卒業試験があります。岩科学校に関する問題です。さすが学校、試験は得意

 です。ボッケットしている生徒(私)に抜き打ち試験です。5問中4問正解で卒業

 証書が送られます。これを持って行くと併設されている売店の品物が5%引きなる

 という実用的は卒業証書です。

 伊豆の長八美術館・中瀬邸・重文岩科学校とも日曜日の午後に訪問したので、人が

 少なくゆっくり見学する事が出来ました。また、最初に職員の方から展示物の概要を

 説明して頂けたので理解が深まりました。お陰で岩科学校の試験、合格する事が出来

 ました。